| あゆみ: |
博士、最近はどのような研究がなされているんですか? |
| 博士: |
ごまに含まれている体に良い微量成分について多くの研究がされているのじゃ。 |
| まき: |
ごま粒はとても小さいのにいったいどんなものが入っているの? |
| 博士: |
代表的なものにセサミン、セサモリン、セサモール、セサミノールなどじゃ。 |
| あゆみ: |
セサなんとかって言うのばっかりですね。 |
| まき: |
あゆみ、きまってんじゃない、ごまって英語でセサミって言うのよ「ねえ、博士」。 |
| 博士: |
そう正解じゃ。これらはリグナン類と呼ばれ、植物に広く分布する天然物の一種で、その中のごま特有のものが今言ったようなゴマリグナンと呼ばれておる。 |
| あゆみ: |
じゃ、そのセサなんとかって言うのは何に利くの? |
| まき: |
あゆみ、ちゃんと覚えなさいよ!セサミン、セサモリン、セサモール、ササミノールの4つでしょ。 |
| 博士: |
そうじゃ、その中でセサモリンはそれ自体の働きよりごまを焙煎する段階でセサモールに、純白ごま油などの製造行程でセサミノールに変わり強い抗酸化性を発揮するのじゃ。またごま油中に含まれているセサモリンはてんぷらなどの加熱調理中にもセサモールに変わることが解っておるのじゃ。 |
| まき: |
それじゃ、博士、酸化された油は、体に悪いのですか? |
| 博士: |
そう、油は空気中においているだけで酸化は進むのじゃ。これを自動酸化と言い加熱時に酸化が進むことを熱酸化と言う。いずれにしてもあまりにも酸化された油だと下痢、腹痛、おう吐の原因となるような、急性の毒性があるのじゃ。
また、ある程度酸化の進んだ油を食べた場合でも体の中で酸化が連鎖反応的に体内の過酸化脂質を増加させるのじゃ。この過酸化脂質が老化の原因だけでなく、成人病やガンなどの病気発生の危険性を高めると言われているのじゃ。 |
| あゆみ: |
じゃ、油は新鮮なのを食べなくちゃダメなのね。 |
| まき: |
酸化に強い油を選ぶことも大切ねじゃ、セサミンはどんな働きをするの ? |
| 博士: |
セサミンはごまに約1%程度含まれており、これに関する研究も活発に行われており、その生理機能について報告されておるいくつかを紹介しよう。
肝機能の改善(お酒をのむときにごまを食べると二日酔いの防止)
ガン細胞の増殖の抑制 、降コレステロール作用、血圧の上昇抑制 など現代人がうらやむような効果がごまんと確認されているのじゃ。 |
| あゆみ: |
博士、うっまーい |
| まき: |
・・・・・ |