
アフリカ生まれのごまは、暑い季節が大好き。文明がはじまった頃から栽培され、毎日何かしら食べている身近な食べもの「ごま」。ごまは一体どのように育つのでしょうか?

ごまは、ごま科ごま属の一年草の植物で、もともとはアフリカ・サバンナ生まれの熱帯産です。現在は熱帯地域から温帯地域まで広く栽培されています。熱帯産と温帯産に分けられ、その種類は約3000種にも及びます。
熱帯産のごまは背が高く、2m近くまで生長しますが、日本などで栽培されている温帯産のごまは、約1mほどの高さになります。
温帯地域では初夏に種蒔きをし、3日から5日くらいで発芽します。そして、真夏のじりじりと照りつける太陽の下でぐんぐんと草丈を伸ばしながら、下から順番に次々と花を咲かせます。

ごまの種を蒔いてから40~50日後に花が茎の下の方から順番に咲き始め、上に向かって茎を伸ばしながら、次々と開花していきます。
ラッパのような形をした花は葉のつけ根につき、花の色には白、ピンク、紫などがあります。
花が落ちた後、30~40日で種子がぎっしりと詰まった「さく果」が生長します。
さく果が成熟し乾燥すると、パックリと開き、粒がポロポロと飛び出してきます。さく果が全て成熟してはじけてしまわないうちに刈り取り、立てかけて乾燥させてから、たたいて種子を収穫します。この粒が、ごまです。
市販されているごまは加熱処理をされているため、蒔いても芽が出ることはありません。
ご自分で栽培する場合は、園芸店などで種として販売されているごまを購入してください。