子どもたちに“食べることの楽しさ”を伝えたい・・・『ごまの総合授業』の取り組み

『ごまの総合授業』の取り組み活動レポート no.6:小梅小学校

活動レポート

no.4

すくすく育つ、ごまの成長とおんなじ元気さにあふれた1日でした。

今回実施したのは、開校90年以上の歴史をもつ墨田区立小梅小学校。
校舎の横を隅田川が流れ、振り仰げばそこには東京スカイツーリーと、まさに新と旧が融合した街にあります。
土地柄から外国の方々との交流も多いということで、英語学習にも力を入れておられ、また、選べる給食や食育体験にも力を注ぐなど「思いやりのある子」「深く考える子」「たくましい子」を育てる教育を実践されています。

墨田区立小梅小学校 増淵先生

ごまの学習をして、ごま本来の風味を五感を使って感じることができ、手間をかけて作る楽しさ、おいしさを体験することで食に対する児童の意識が変わったように思えます。
給食でもごまの香りに反応し、どんな材料を使ってできているのか味わいながら食べるようになりました。丁寧に教えていただきありがとうございました。

4年生2クラス45名、事前学習のノートを片手に興味津々のようすでスタートしました。

第6回「ごまの食育授業」は、2011年12月14日(水)墨田区立小梅小学校。
冬のちょっと肌寒い日でしたが、子どもたちに元気をいっぱいもらってスタートしました。

授業では、姿を変えるごまや、ごま油の製造工程を熱心に聞いてくれました。事前にごまについて勉強してくれていたので、スライドの説明を聞きながら確認しているといった感じでした。ごまの栄養についても、みんなよく知っていました。
江戸時代に使っていた、『とうみ』という機械の原理をちゃんと説明できる子もいて、会場から感嘆の声があがりました。
また、ごま油一瓶(200g)に約16万粒のごまが使われているときいて、一同「すご〜ぃ」と感心していました。

実習は、いりごま・すりごま作りに挑戦。計量スプーンの扱いに悪戦苦闘したり、フライパンの中でパチパチはねるごまに、ちょっと驚いたりした子もいたようですが、どの班も上手にごまがすり上がりました。

試食は、みんなで力を合わせて作ったごま和えと、しょうゆをかけただけのほうれん草の食べくらべ。「ほうれん草は苦手だったけれど、食べたらおいしかった」「ごまってほんとうにいい香りだね」との声も聞かれました。

後片付けもみんなでやって、元気な笑顔に包まれた90分でした。

授業で盛り上がったところをいくつかご紹介します。

◯いろいろな食品に使われているごま!
小さな粒のごまが、いろいろ加工されていろいろな製品に変わっていくんだということに納得。

◯江戸時代は手作業だった・・・
粒が小さいごまは、原料のチェックを厳しくしても未熟なものや枯れ葉など異物が混ざります。それを取り除く風力選別。江戸時代使っていた「とうみ」という機械も原理はいまと全く同じです。
時代が変わった今でも、江戸時代とほぼ同じという説明にみんな感心していました。

いりごまづくり
  • 最初は水でねっちょりしてたけど、水分がじょうはつしてさらさらになってきた。
  • パチパチいってポップコーンみたいだった。
  • パチパチという音やいいにおいがしてすごく楽しかった。
すりごまづくり
  • 最初は力を入れないとすれないけど、だんだん簡単にすれた。
  • かわがむけたらモワ〜ッといいにおいがした。
  • ごまをするときなこみたいになる。
おうちの人と話したこと
  • ごまはこげやすいのでずっとかきまぜないといけない。
  • うちでもつくってみたいね。