予算編成を通じて、
会社の方向性を導く。
お客様に最適な商品価値を提供するため、
全社の予算編成と管理を行っていく。
経営企画部 経営企画課
渡邉 俊介
大学でマクロ経済を学びながら、就職活動では人々の生活の支えになる業界で働きたいと考えるように。自分の身近なところで生活を支えている食品関連に興味を持ち、中でも流行り廃りのない調味料や製油メーカーを志望する。
管理部経理課に配属。会計伝票の入力、原価関係の計算や固定資産の管理、主に上場会社で作成が必要となる有価証券報告書等の開示書類の作成なども行った。経理課代表としてJASDAQから東証二部に上場するためのプロジェクトにも参加。
経営企画部経営企画課に着任。経理課の業務で培ってきた会計の知見を活かしながら、予算の取りまとめや業績の分析、取締役会資料の作成などを担う。これまでの業務の経験を現在の業務に役立てている。
経営企画は現在4名で、ある程度分業しながら業務を進めているのですが、現在ベースの業務としては予算編成とその管理になります。会社の方向性を固めるために、予算編成を行い、取締役会資料等を通じた予算ベースの月次損益分析、業績確認を行っています。また、経営においてはその都度課題や問題が出てきますので、その時に必要な採算資料や分析資料を用意します。
社内の各部署からは、「生産状況はどうなのか」「ごま油の原料の金額は?」「販売額はごまの値段に相当しているのか」といった質問が投げかけられます。その際は、必要な情報提供をする他、必要性のある場合には意見を述べています。
経営企画課では、社内の蓄積されたデータをどのように活かすか、という観点で物事を見ています。最近ではその役回りから、受発注のベースとなる新販売管理システムのリニューアルプロジェクトのメンバーに抜擢されました。そのプロジェクトでは新システムへの移行に関する手続きや、業務改善を目的とした業務の省力化、新たな切り口での有用なデータ集計方法の確立等に取り組んでいます。会社の根幹に関わるような業務なので、目標をクリアすることでの達成感が大きいと感じています。
経営企画課の仕事は、あらゆる業務に関する知識が必要なので、例えば生産面における設備やスケジュール管理といったようなすべての状況把握や理解は難しいのですが、できるだけ勉強したり、お話を聞いたりするように心がけています。