2025.08.25
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TICADでアフリカの“ごま”サステナビリティ推進へ ごまの持続的なサプライチェーン構築に関するLOI(意向表明書)を締結
かどや製油株式会社はTICADにおいて、アフリカでの“ごま”サステナビリティ推進に向けてIFAD Olam MCアグリアライアンスとごまの持続的なサプライチェーン構築に関するLOI(意向表明書)を締結いたしました。
左から3番目が当社久米会長 ※経済産業省提供
かどや製油は、アフリカの小規模農家の支援と安定調達の強化を目指します。
日本は、ごま種子の約100%を海外からの輸入に依存しており、その中でもナイジェリアは長年にわたり最大の輸出国として、日本の食文化を支えてきました。しかし、ナイジェリアでは天候異変やインフラの課題により生産量が不安定になりやすく、加えて貧困などの社会課題も深刻です。一方、ごま油の需要は、近年、米国をはじめとする世界各国で拡大を続けており、今後もさらなる成長が見込まれる重要な市場です。
このような背景から、ナイジェリアは当社のごま油の安定供給を支える最重要パートナーであると位置づけています。 そして、持続可能なサプライチェーンを築くためには、農家の生活の安定と意欲の向上が不可欠です。農家の方々が安心して高品質なごまを栽培できる環境を整えることは、結果として、日本の食卓に届くごま油の品質と安定供給を守ることにつながります。
当社は、次の167年も、安心・安全で美味しいごま油で世界中の皆様を健康で笑顔にするために、IFAD/Olam Agri/MCアグリアライアンスと連携し、ナイジェリアの小農家がごま栽培における生産性と品質を高める取り組みを支援し、農家の生計向上と地域社会の発展、サプライチェーン全体の持続可能性を高めていく考えです。
【参考情報】
■国際農業開発基金(IFAD)
IFADは国際金融機関で国連の専門機関です。国連の食料・農業の中心地であるローマに本部を置くIFAD は、貧困削減、食料安全保障の向上、栄養改善、レジリエンス強化のため、農村の人々に力を与えるべく投資を行っています。1978年以来、開発途上国のプロジェクトに250億米ドル以上の助成金と低金利融資を行っています。2021年11月、横浜市に日本連絡事務所を開設しています。
■Olam Agri
世界の食料・飼料・繊維分野において、持続可能な未来を牽引するグローバルアグリビジネスのリーダーです。2024年には4,510万トンの取扱量を記録し、年間5,000万トン規模の穀物等を1万以上の顧客に供給。売上高は約3.5兆円に達し、世界規模で巨大なアグリプラットフォームを構築しています。さらに、小規模農家とのネットワーク構築にも注力しており、地域社会の持続可能な繁栄と食料安全保障の実現に貢献。農業コミュニティとの長期的なパートナーシップを築くことで、現地の力を引き出す支援体制を整えています。特にナイジェリアにおいては、同国の農業発展と食料供給体制の強化において中心的な役割を果たしています。30カ国以上に展開する64拠点の集荷・加工・製造施設と、10,000人以上の従業員による堅固なインフラを活かし、現地農業と世界市場を効率的につなぐ独自のビジネスモデルを確立しています。
■MCアグリアライアンス
三菱商事株式会社とOlam Internationalによる合弁企業。コーヒー・ココア・ごま等の輸入販売を手掛けています。